注連縄?注連飾り?
91才の祖父です。
祖父は天竜の山に中に住んでいます。
毎年大晦日に注連飾りをつくり、
お米やお餅などと一緒にお供えをします。
お供えするのは・・・
家の周りにある神様などはもちろんですが、
山の中にも色々な神様や祠?が沢山あるんです。
自分の山にあるそれらを廻ってお供えするのが毎年の行事。
私も以前はよくついて行ったのですが、
本当にけもの道のようなところを通り、歩き回るのです。
昔は山を持っていない人が勝手に馬のお墓を作ってしまったりしたそうで、
それが「馬頭観音」となり、今でもお祀りしていたりします。
これがその注連飾りです。
いくつも重なっていて分かりにくいですが、
藁を縄にして、紙垂やシダなどを飾ります。
シンプルですよ。
私もいつも一緒に作っていたので作れるのですが、
どうしても藁を綯う時に祖父のようにしっかり固く出来ないのです。。
91歳になった今も、しっかりと固く綯った縄はとてもきれいです。
紙垂(しで)も全部作っているんですよ。
和紙を切って、折って・・・。
年齢って、ほんと基準にならないなぁって、
祖父を見ていると感じます。
まだまだ元気で居て欲しいです